2020年10月28日15:00より山形県庁に代表の3名と事務局2人で訪問しました。
県知事への要望書と鶴岡市に提出したときと同様に合計 14,157人(令和2年10月12日集計数)の反対署名簿(CDROM)を、山形県環境エネルギー部長に手渡しいたしました。吉村知事には要望内容をしっかり報告するとのことです。
要望の内容としては、
1.山形県として関与し、規制できる仕組みを早急につくってほしい。
2.地元自治体が風力発電等の計画の構想段階から関与し、規制できる仕組みづくりを国に働きかけてほしい。
ですが、県知事の代理で要望書を受領した杉澤栄一環境エネルギー部長からは、要望事項の1.について、「風力発電可能調査の表現なり内容を見直し、出羽三山周辺を候補地から外し、同様に県内でもふさわしくない所を外した。山形県エネルギー戦略のエネルギー推進プログラムの見直しの時期に当っており、例えば事前に事業者に対して合意形成を求めるための手続きなど専門家の意見を踏まえて検討して参りたい。今回、説明なり合意形成の点が非常に不足していたのではないか。環境アセスメントの制度も含め事業者には丁寧な説明を求めていきたいし、県としても周知に努めたい。」との回答をいただきました。
要望事項の2.については、「風力発電と太陽光発電は住民との合意ができていない事例が全国的に発生していることから、全国知事会の中にある吉村知事が参加しているプロジェクトチームが知事会長とチーム長連名で9月に小泉環境大臣に提言をさせていただいている。全国知事会と歩調を合わせ共通認識をもって今後とも働きかけていきたい。」とそれぞれ前向きな回答をいただきました。
これをもって、所期の目的を達成したと判断し、共同代表の意向により反対する会を解散することにいたします。
会のメンバーの皆さま、ご協力いただきました皆さまに改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。